日ナレで声優になれるの?⑤(演劇編)
こんにちは!
今回は、いよいよ実践編です。もうすでに終盤へと差し掛かかりました!
実際に演劇をやってみるというプロの役者のようなことが始まります。
STEP5 演じろ!!
どのように演劇発表するの!?
舞台の発表は、ピン芸人の時と同様で別のレッスン生等を観客に呼び、二日間行います。
舞台は、まず2タイトル構成で成り立っていて、一つの演劇に約8〜10名の役が存在。
レッスンのチームメイトは全部で20人近くいたので、Aチーム、Bチームに分けられて一人が1〜2役演じることになります。
1日目(Aチーム) 2日目(Bチーム)
1タイトル 1タイトル
↓ ↓
2タイトル 2タイトル
上のように、二つの舞台を2日で2回通します。
どんな演劇なの!?
まず1つ目の劇は、ラストステージというタイトルで、
舞台発表当日、準備に追われる不器用な舞台監督や様々なキャラクターのスタッフの元に謎の女が訪れ、感動的なクライマックスを迎えるといった内容でした。
2つ目の劇は、ハローグッドバイというタイトルで、
場所は、とあるマンション。主人公である明日香が引越しの準備の真っ只中、空き部屋となった明日香の部屋を見にやってきた男は、見覚えのある男性でした。マンションには様々な人が暮らしており、それぞれの掛け合いなどが見どころとなっています。
どちらも、役柄がバラバラなキャラクターで掛け合いが行われる演劇になっているので演技の練習にはかなりもってこいだと思います。
役はどうやって決めたの!?
役は全て講師が決めました。判断基準は、前回お話ししたピン芸人の完コピを見て判断したらしいですね。
実際、この演劇もセリフを暗記し、身振り手振りをつけていかなくてはならなかったのでピン芸人完コピがうまくできた人は主役に当てられ、セリフを忘れたり下手だった人はセリフの少ない脇役といった感じでした。
ちなみに僕は、ラストステージの助手1に指名されました。正直、残念の気持ちが強かったのですが、ピン芸人うまくいかなかったこともあり、仕方ないとも思いました。
ただ、途中でラストステージの主役の子が講師に叱られすぎたせいか、欠席が多くなり代理役に僕を使ってくれることになり!!
つまり、役はラストステージのAチームで主人公を、Bチームで助手の2役できることに!!!
これには、プレッシャーもあったがめちゃくちゃ楽しいし、やりきって、推薦にいい評価もらってやると意気込んでいましたね。。。
どうやって練習したの!?
◉ まず、サークル状に椅子を並べて座る。座る場所は自由。
ただ、講師に魅せてやるって人は近くに座るか真っ正面の方に座る。僕は、真っ正面によく座っていた。
そして台本を見ながら与えられた役の人が順にセリフを読む。読み合わせというやつです。
この時、役の心情状況を読み解きながら、しっかり演技しながらでないと意味がないです。それを聞いて、講師はひとつひとつ、ここのセリフは少し笑いながらとか、だんだん力強くとか、シンプルにイントネーションの注意とか留意点を詰めていきました。
この読み合わせを、約3回のレッスンで行う。
◉この作業が終わると、次は動きの練習に入ります。
実際に舞台を、パーテーション、台座、机椅子、暗幕などを使って作ります。
最初に講師から教わりながら作るが、最後には、自分たちで作れなくてはならないので作り方を覚えること。
舞台が出来上がると、早速演技の指導に入りました。
レッスン生は、ペンと台本を持って自分の役の動きを指導される。言われたことや注意点を台本にメモっていき、
これをひたすらに繰り返していき、どんどん表現方法や演じ方が追加されていく。
ペットボトルを投げて怒るシーンを演出したり
チョークスリーパーかけてみたり。
様々な演出を行いました。
初めは台本を持ちながらなので、読み間違えると叱られます。
特に、人のセリフを飛ばして読んじゃうと、確実に言われるので気をつけて(笑)
あと台本は本みたいにホチキスどめしたり、ブックファイルに閉じるかしたほうが良い。そのほうが、ページをめくるときも楽だし、みやすいので早めに作りましょう!
5週くらい台本持ってやったら、台本なしで練習になります。
なので早めに台本暗記しましょう。しっかり流れも覚えて、家とかで軽く動きながらやってみるとか、レッスン生の友人で集まってカラオケとかで読み合わせするとか。
セリフの読みミスは練習ではありがちなので、セリフミスを恐れすぎて演技がおろそかにならないようにしましょう。
いざ本番!!!
本番では、他の日ナレ生や、日ナレの事務員も見るので、オーディションの推薦に繋がる一大イベント。
この演劇は、本当に貴重な体験!!
演劇部とかに入ればできなくはないが、プロの役者が指導してくれる機会なんてない。
この、1回のチャンスを無駄にするな!!!
レッスン生のみんなも講師から表現力や動きを丁寧に教わり、どんどんうまくなっていた。
誰にも負けない気持ちでやれば、声優になれる。
僕はそう思います。
みんなも想像してみてください。
自分が声優になった姿を。。。
Let's Think.
続く!!!!!!!
さあ、ついにオーディション編に移ります。この回が気になっていた方も多かったかもしれませんね。最終オーディションに行った僕の実体験を細かに書いているので続きを読んでみてください!!